自宅西に広がるソバ畑にて。向かいに見えるのは榛名山。
群馬県赤城山の西麓、標高300メートルの地に
私たちの住まいと農場はあります。
代々米農家を営んで参りましたが、
近隣の農家が高齢化をしていく中、
根っからの食いしん坊だった若旦那が、
東京での仕事を切り上げ、
安全で美味しい穀物を作るために、
生まれ育った里山に帰って参りました。
堆肥と米ぬかと燻炭のみを与え、
無農薬で育てたソバ・小麦は天日乾燥にこだわり、
自ら製粉(ソバは石臼挽き)しています。
JAS有機の認定も受けていませんが、
JASの基準をはるかに超える仕事をしています。
行政のお墨付きや流通のセオリーからは生まれない、
「自分に正直」な農業が信条です。
帰農してはや6年。
昨年より環境循環型農業研究会「赤榛郷塾」に参加し、
穀物の担当をさせていただいています。
「私がJAS有機を申請しない訳」